新型コロナ発生から1年余りで世界は一変した。政府債務は史上最多、失業率も格差も過去最悪レベルに関わらず、米国の株価が史上最高値をつけるなど、すべてが経験したことがない状況に陥っている。今後、世界の金融経済、我々の事業や生活はどのように変わっていくのか。金融経済の歴史的転換点の行方を考えます。

1964年茨城県出身。名古屋商科大学ビジネススクールマネジメント研究科教授。東京大学卒業、ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得。日系の銀行勤務ののち、外資系金融機関で企業分析に従事。現在、マネックス証券㈱執行役員、東京海上ホールディングス㈱社外監査役、㈱クレディセゾン社外取締役を兼務。財務省財政制度等審議会、内閣府規制改革推進会議、ロンドン証券取引所日本アドバイザリー・グループメンバー等を勤める。

［主な著書等］

「よくわかる債券と金利」、「日本の金融業界」ほか著書多数。テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」レギュラー出演。